プログラミング教室

子育て

 我が家の末っ子がプログラミング教室へ通い始め1年と少しが経ちました。今では本当に通って良かったなと率直な感想を持っています。

習い始めたきっかけ

  息子が小学校3年生の夏。私がスクラッチと言うものがあることを知り、ゲーム大好きな息子と一緒にネット上でやってみた事がきっかけでした。

 ひらがなで書かれたブロックを組み合わせる事で、あの,ネコが動く。その動きにとりあえず「おお!」と言う反応を見せた息子。これは手応えあるか?と思い本屋さんで1冊スクラッチの本を購入してみました。

 本屋さんに行くと何冊かスクラッチ本が並んでいるのですが、私が買ったのは「かんたんスクラッチ はじめてのプログラミング」と言う、プログラミングのプの字も知らない母親にぴったりなタイトルの本(笑)

 本を参考にいくつかのプログラムを作り、変な動きもできる、音も出る、クイズも作れる!と面白くなったようで「夏休みの自由研究にする!」と作ったプログラムを画用紙にまとめました。

と、ここまでは息子と共にできたんです。なぜなら文章作りだったから。

「旗が押された時」「10歩動かす」

「旗が押された時」「大きさを80%にする」

など、主語述語。あれをこうする。ってそれこそかんたんな日本語のブロックを組み合わせるだけだったので、これなら私でも教えられるかもって思いました。

初めは。。

そう、初めだけでした。ぐんぐん本を読み進める息子。作っていくプログラム。

「ボールを飛ばせた!」「おーすごい」

「話せた!」「おーそんなこともできるんだ!」

「音当てゲームできた!」「ええ!」

「ママ、y座標をマイナスにするってどう言うこと?」「え。」

「ママ、変数ってなに?」「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと。。」(わかりません!)

…習いましょうか。(大汗)

と言うわけで本人も「もっとやりたい。習いたい」と言うので。教室探しをしました。

やってみないと分からない

 私の住んでいるところは田舎なので教室の比較も何も、家から一番近い教室に決めました。

とても運の良いことに先生はとても穏やかな方で、しかも少人数で、第一印象から良さを感じていました。ただ、やっぱりプログラミングっていう事自体、子供によって合う合わないがあるな、というのが正直な感想。

 というのも、1つ上の息子も将来役立つんじゃないか?と思い一緒に入会してみたのです。(親の欲が出ました)

しかし末っ子君とはちょっとタイプの違うお兄ちゃん。スポーツしてるのが大好きなお兄ちゃん。

2ヶ月ほどたったある日、「多分、俺これ習っても何にもならないよ」と一言。(笑)しばらく経っても意欲は変わらず、結局やめてしまいました。

 一方、末っ子君は毎月作れるゲームが楽しくてしょうがない様子で「今日はあれが作れた、こんなのができた」と現在に至るまで続けており、今はマリオのゲームみたいなのを作っているよう。これが結構難しいようで、どうしてちゃんと動かないのか、どこが違うのか、納得がいかないことも多いらしく教室終了時間を過ぎて帰って来ることも。

 子供の中に「どうしてだろう?」って事が生まれたことが内心とても嬉しい母。

うちの末っ子みたいなタイプには、とても合っている習い事なんだなと。

ジュニアプログラミング検定

ジュニアプログラミング検定と言うものがあるのも最近知りまして、末っ子君、トライしてみました。初めは試験だってことに自信がなさげでしたが、数回試験用に先生が教えてくれたところ「やってみる」と。

級の名前は数字ではなくGold(1級)、Silver(2級)、Bronze(3級)、Entry(4級)という4段階。

4年生の夏、Bronze(3級)受かりました!

バッチも貰えるんです!

すっごい喜んでいたし、こういうのがあるとやっぱり励みになりますね!

良かったと思う点

 まず第一に本人が楽しく通えていること。その子その子によって合う、合わないはあるかもしれないけど、とりあえず末っ子くんには楽しい場所として通えています。

 そして何より前途した通り「なんでだろう?」という疑問が生まれたこと。

ゲームはやっても良いと思う。だけど、どうしてこんなに楽しいんだろう?作った人はどんな人だろう?その人は何を考えているんだろう?そういう想像をしてほしいと常々思っていまして。

本人はそんなこと考えながらはやってないでしょうけど。疑問が生まれたことは本当に良い一歩だなと思っています。

 よく言われる論理的思考ですが、もちろん少しずつ付いているのかもしれませんが今の時点でははっきりとは分かりません。

 勉強も遊びもそうだけど、子供がまず楽しいって思える事、それが一番かなと思います。

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