アドラー心理学とは
アルフレッド・アドラーは1870年オーストリア出身の心理学者。
「人は努力の訓練によって、何者でもなることができる」
という楽観主義がアドラーの基本的な考えです。劣等感にとらわれ他人や運命を呪っても人生は前に進まない、と。
私達は過去に縛られた存在ではなく、自分が選んだ未来に向かって向上していく存在だと彼は言います。
本当の意味で勇気付けられる言葉
「人生は選択の連続であり、今の自分は過去の選択の結果である。そして目標を決めるのも自分であり、そこに遺伝も運命も関係ない。」
アルフレッド・アドラーの言葉。私はアドラー心理学を知り、その中にあったこの一文がとてもストンと腑に落ちました。知った当時、とても悩んでいました。でも悩んでる場合じゃないって自分に言い聞かせていて。本当はきちんと誰かに相談をして、ゆっくり話を聞いてもらって解決したら良かったのでしょうけど、行動する事に必死でした。でも行動しながら泣いている。少しのきっかけでボロボロ涙が出てくる。なんで私は泣いてるんだ?と思って。
この言葉を読んだ時、意味を考えた時、私の中に、今起きていることは誰かのせいって言う感覚「甘え」があるんだってことに気づかされました。どこかで誰かのせいでこうなった、なんで私ばっかりみたいな感覚があって。でもこの言葉を冷静に読んだ時、「はい!つべこべ言わず頑張ります!」って思って、気がついたらあまり泣かなくなっていました(笑)そう私はとても単純です。
アドラーは「勇気」について
「勇気は薬のように与えることはできない。実践においてだけ学ぶことができる」と述べています。
人生中盤に差し掛かると、アドラーの言葉ってバシバシと心に響きます。
アドラーの楽観主義、目的論は、本当の意味で慰められたし、勇気付けられました。
勿論、戦争や暴力下であったらこんなことは言ってられませんが。世界が平和でありますように。一人でも多くの人が前をむいて楽しく生きられますように。
コメント